先日用事があってかなり久々に埼玉県の川口駅に訪れたのですが、
駅を出てみるとその現代的な変わり様に思いがけず驚愕してしまいました。
一体いつの間にこんな発展を遂げていたのかと、特に驚いたのが↑この図書館でした。
駅前のビル「キュポラ」内に入っていて、面積がとても広く、モダンでおしゃれな雰囲気で、
写真の公共スペースではまるでスカイラウンジ、カフェにいるような心地でリラックスしたひと時を過ごすことができます。
さらには7階に位置するメディアセブンという新しい形のコミュニティーセンターでは、誰でも利用できるプレゼンテーションスタジオ、コミュニケーションスタジオ、ワークスタジオ、映像や音響の録音・編集スタジオ(川口市内に在住、通勤、通学する人を1人含む5人以上の団体登録が必要)などがあり、定期的にワークショップやトークイベント、映画の上映会などがあり、創造的な学びの場として機能しているようです。
この図書館とこの施設の組み合わせは、市民の知的活動、創造活動、またコミュニティーつくりにとても有効だと思い、感動しました。
駅の近くだというのも、とても便利。市内の人のみならず、周辺の住民も利用しやすいのがいいと思います。
2006年からオープンしていたようなのですが、最近になってできたものだろうと思うくらい、きれいで現代的でした。
公共施設のデザインが新鮮で、お洒落というだけでもかなり有効な事だと思います。
このような類の施設は地域の公民館などにみられますが、やはり多くは古臭くて流行に敏感な若者、若い女性などはなかなか利用したいと思わないのが現状だと思います。
しかしそこが便利かつ、カッコよくて、お洒落で、通いたくなるような空間であれば、色々な人々が利用したくなるでしょう。
人々が行きたくなる場所というのは、文化を育み、発信する場として適しています。
もうなっているのかもしれませんが、このような施設がこれから全国的に増えていくといいなと思います。
地域の素晴らしいコミュニティーセンターで、人々が互いに刺激し合いながら新しい文化を育んでいく未来の姿が垣間見れた気がしました。