今年も行ってきました六本木アートナイト。
素晴らしい見事な作品や面白い作品、面白いパフォーマンスは色々あれど、
昔から行っている身としては、祭りやイベントとしての盛り上がりやハレの空気感、パーティー感のある場などが減少していてオールナイトで遊ぶような気にはなれず、
ナイトウォークしながら遊べる場、楽しむ場としてはイマイチ物足りずでした。
恒例のイベントみたいになってしまうと新鮮な驚きは減り、新しい試みを常にしていかなければならない中で、なかなか毎回前回を更新し続け、来場者を驚かせ続けるというのは難しいと思いますし、無料で見て回れる催しだからこそ、助成とか企業協賛とか、お金をかけることの出来る部分と難しい部分もあると思いますが、
そうした中でも、世の中には面白いことをやっているアーティストらがたくさんいると思うので、若く世に出る機会を欲しがっているアーティストらに場を提供するなどする試みももっとあってもいいと思いました。
どこかのスペースをパーティー会場にして、今勢いのあるパーティーオーガナイザーチームに任せるとか（前はそんなような事やってましたが）、面白くするために出来る事は沢山あると思います。
"未来ノマツリ"がテーマのようでしたが、未来の祭りはもっと面白くあってほしいなぁと
正直期待外れ感が否めず、アジアを意識していたようですが、アジアの新興国の方がもっと凄いことをやっているんじゃないのかなぁとも思いましたし、
周りの友人らがDIYでやっている音楽やアートのイベントの方が僕はセンシティブだと思うし驚かされます。
東京で やっている大規模なアートイベントはあまりないので、もっとイベントそのものとしても新たな驚きと感動を発信し続けてもらえたら有難いです。
贅沢な話ではありますが、始めの頃のアートナイトがすごく楽しかっただけに…。
「芸術は爆発だ」by 岡本太郎 みたいなところを
この小綺麗に整理されすぎた都市の中にもっと意識してぶっ込んでいただきたい
