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2018年10月15日月曜日

岡山・倉敷



 













ずっと気になっていたものの今年初めて行く事が出来た岡山。
岡山は良いよと周りから評判を聞いていたものの、一体何が良いのか、少しでも窺い知ることが出来るだろうかと観光をしてきました。

訪れることが出来たのは岡山後楽園と倉敷の美観地区、ジーンズで有名な児島の3箇所のみでしたが、周り巡って感じることができたのは
日本の心、精神、美意識、といったところでした。

特に宿泊した倉敷美観地区では倉敷の街の興り、近代化を牽引する役割を担った実業家一族の大原家の歩みに刺激を受け、
この名家にあったような精神が現在の美観地区の在り方を成しているのだろうか…などと想像しました。

写真は撮り損ねましたが泊まった築100年の古民家ゲストハウスの有隣庵では、その日に宿泊した方々とお話しできる時間もあり、精神病院で勤務する看護師の方とディープなメンタルトークをしたりと濃厚な時間が過ごせました。

食ではお勧めいただいた岡山の地酒を豊富に取りそろえたお店のカウンターで一人貸し切りのような状態で、食事と酒を楽しみました
関東では見たことのない酒ばかりで、岡山の酒蔵は生産量がさほど多くなく、あまり全国流通していないのだとか。
酒米に「雄町米」という聞きなれない米を使用していたので尋ねたところ、岡山原産の酒米で、有名な山田錦も雄町米からの系譜にあたるといい、現在の酒米のルーツにあたる昔ながらの品種なのだとか。
とても美味しくて気に入りました。

物のお店を観て回っていても、とても品質の良いこだわりの商品を取りそろえた質の高い店が多く、そこにも岡山の物作りの精神を感じました。
こうした精神が世界的に有名になったジーンズのクオリティを実現しているのだろうと思いました。

とても良い刺激を受け、大好きな地域の一つになりました
友人知人らが良いと言っていたところを自分も感じることができたのかなと思います。