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2011年8月23日火曜日

夏の記録② RISING SUN ROCK FESTIVAL編

8月12日の朝、出遅れ焦って準備をして、酒と食料を買い込み、車に荷物を詰め込み、お店のクルーで会場へ向かいました。 

会場到着。 

まじんくんのセッティングにとりかかり、売り場が出来上がると同時に会場もオープンして、早速お客さんが群がってきてくれました。 
「何あれまじんくんて?」 
つかみはオッケーなようでした。
 






出店していたエリアは南米をテーマにDIYされたカラフルなエリアで、 
どのお店もポップでイイ感じでした。 

まじんくんも馴染んでいたように思います。 
フェスで多くの人に見てもらえて、珍しがられて、かわいい、かっこいい、やばいと言ってもらえて、多数のご主人様の元へ旅立ってくれて良かったです。 
意外とかわいい系よりもダークサイド系、レアキャラ系の方が早くいなくなりました。 
一体一体手作りでみんな違うので、選ぶのに30分ぐらいかけて真剣に悩みながら選んでくれるお客さんもいました。 
愛着を持って長い事可愛がってもらいたいものです。 

オープンからお客さんがなかなか絶えず、結構忙しかったかと思います。 
夕方くらいまでお店を離れられませんでしたが、友人がライジングの舞台に立つ姿を見ようとステージへ繰り出しました。 




LUVRAW&BTBの司会として出演していたヒューヒューボーイ 
メロウなステージの合間に笑いを巻き起こしていました。 


真夏の暑い会場は夕暮れが近づくにつれだんだんと涼しくなっていき、 
夜になると全く違った雰囲気に変化していきました。 





夜に合わせて我らがあんずやも夜モードに変身。 
色々と光っているお店になりました。 


もちろんまじんくんもブラックライトで発光。 
発光バージョンでも多くの人の目を引き、魅入ってもらえたようでした。 




夜は会場内もビッカビカに光ってたり幻想的なムードに包まれていたりして良い感じでした。 





このへんまではギリギリにしろ色々順調に進んでいたと思うのですが、 
この後お店を閉めた後、私は天国から地獄への旅へ出ることになったのでした。 


テキーラを2杯飲んだ後の記憶がありません…。 


後から写真を見てみると、どうやら知らない人たちと大いに楽しんでいたようでした。 


何故か信長と呼ばれていたという記憶だけが頭の片隅に残っていました…。 
何故だったのだろう…。 


この後、どうやら朝まで飲みあかし、暴挙に躍り出た後、 
お店の裏のテントで寝ていると昼が来て、テント内の温度湿度が急上昇し、 
暑過ぎて目覚めると頭と体が尋常じゃない状態になっていて、熱中症になっていました。 


体も思うように動かせず、最初助けを求めて叫んでいましたが、 
近くに誰もいなかったので、なんとかテントを這い出てフラフラで人のいるところに出てぶっ倒れ、 


「み…水………水を……!」 
とギリギリの状態で助けを求め、発見されたのでした。 


日陰に滑り込み、水をもらうものの容体はさらに悪化し、手が痺れ頭が痺れ本当にヤバイと思ったので救護室へ担架で運んでもらいました。 
ろれつも回らなくなり、シャレにならん状態に急変したので、死ぬかと思って本当に怖かったです…。 
周りの皆さんに本気で助けてもらい、声をかけてもらい、手を握ってもらい…、本当に助けられました。 


救護室で全身を氷で冷やしたりポカリを飲みまくったりなどの処置をしてもらって、容体はある程度早く落ち着き、幸い病院に搬送されるまでには至りませんでした。 


こうして2日目はほとんど救護室で寝て過ごし、周りに迷惑と心配をかける羽目になったのでした…。店に戻ってからもなかなか本調子に回復せず、深夜まで寝て休んでいました。 
休んでいる間、他のみんなに頑張ってもらい、自分がいない間もまじんくんを売ってくれていました。本当に感謝です…。 


復活後。 


まもなく夜明けが訪れました。 


朝が来て、2日間描き続けていたtAtのライブペインティングの絵も完成。まじんくんも描いてもらいました。 
Peinter : tAt 


あんずやクルーで集合写真 



この後、寝てないみんなにとっては過酷な片づけ、解体、撤収作業。 
みな昇天寸前で最後の気力を振り絞っていました。 


昇天する人。 



皆さん本っ当にお疲れ様でした。本当に感謝、感謝でした。 
ぶっ倒れて死ぬかと思っても、楽しかったのです。 




夏の記録③札幌~大館編へ続く。